ポートランドのバラ園
バラの街としても知られるオレゴン州のポートランドはバラ栽培に気候そのものが向いており、本格的な冬の訪れとなる10月になるまで、絶えずどこかでバラの花を見ることができます。
街中至る所にバラの木が植栽されており、世界中のバラの愛好家からの注目区を集めています。
ポートランドとバラの歴史は古く、19世紀には町の名士たちによってバラ協会が設立されていたと言われます。
バラの街としてポートランドを有名にしようと働きかけたのは1901年に地元の弁護士が新聞に記事を載せたことに始まり、さらに数年後に開催された世界博覧会において約5万株ものバラが街を埋め尽くしている様子が世界的に名声を博したというエピソードがあります。
ポートランドにはバラにちなんだイベントや見どころがいくつもありますが、その中でも要となるのはやはり全米で最も古く、また現在でも最大の規模を誇るインターナショナル・ローズ・テスト・ガーデンでしょう。
ここには560種10000株のバラが大切に育てられており、愛好家ならずともポートランドを訪れた際には是非足を運んでみたい場所となっています。
このバラ園の管理はポートランド市が行っていますから、つまり公共の施設となっていて、バラの仕上りはフランスのバガテルにも劣らないと賞賛されるほどにもかかわらず、無料開放されているというのも驚きです。
バラの管理には手間と時間がかかり、またコストも他の植物に比べるとかさみがちだということは良く知られていますから、市全体での取り組みが世界的に有名であるのもうなずける話です。
このローズガーデンのほか、ポートランド中にある美しい公園の管理は、市の公園局の職員だけでなく、15000人もの市民ボランティアによって維持されているというのも、オレゴン州の人々の自然への深い愛情を感じさせるものだと言えるでしょう。
ダウンタウンから数分の場所にあるというインターナショナル・ローズ・テスト・ガーデンのロケーションも、旅行者でもごく気軽に訪れることができるものですから、これも嬉しいところです。
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